どんなお仕事?
さまざまな場所からの集客を考えたり、的確な情報提供を行う「広報・プロモーション」 と、「無人島・猿島」「YOKOSUKA軍港めぐり」を中心に、浦賀、第二海堡(かいほう)などの観光開発、イベントの企画・立案をする「営業企画」の2つがあります。ジャンルの違うコンテンツをしっかりアウトプットを行いつつ、ソフト面の基盤整備を行う、観光業には欠かせない仕事。未経験の方でも、しっかりとサポートしていきます!
血脇森里

血脇森里

血脇 森里(25)MORISATO CHIWAKI

自分ならではのアウトプットで
大好きなジモト・横須賀の価値を伝えたい

「猿島」「YOKOSUKA軍港めぐり」だけでなく、最近ではさまざまな場所の観光開発なども展開しているトライアングル。こうした事業の企画・立案などを担当する営業企画部から、〝多くの観光客を地域に呼び込む〟という重要な役割を担う「プロモーションチーム」の血脇さんに、日々の業務や今後のビジョンなどを語っていただきました。

針谷さんへひとこと!
針谷さんはいつもパワフルなので、その秘訣をおしえてください!
未経験から飛び込んで、経験値を高める毎日

未経験から飛び込んで、経験値を高める毎日

今はどんな仕事を担当しているのですか?
現在は営業企画部のプロモーションチームに所属し、イベントの企画立案や広報・宣伝のプランニング、SNS更新などを行っています。業界・業種ともに未経験で中途入社でしたから、営業に加えて窓口業務などの現場も少し経験してから、企画職に。今はアイデアの組み立て方や具現化する方法など企画のイロハを学んでいる段階です。この職種の醍醐味でもある「生みの苦しみ」を味わいつつも楽しく働けているかな、と思いますし、少しずつ頭の中で考える癖がついてきたので、「あぁ、企画職の人間になってきたな」と感じることも増えました。この仕事をしていると、地元出身の私でも知らない横須賀に出合えるので、毎日刺激がありますし、観光客目線でいろいろと考えることがとても新鮮です。大変なこともありますが、部署の垣根を超えて社員同士で助け合う文化が根付いている職場ですから、前向きに仕事に向き合えていると思いますし、私も早く誰かの力になれるようコツコツと経験値を高めていこうと思います。
刺激を受けて成長できる環境に身を置きたい

刺激を受けて成長できる環境に身を置きたい

どんなきっかけで入社したのですか?
実は、トライアングルは3社目なんです。それまでの職歴は職種・業界ともにバラバラで、珍しいキャリアパスなのかなと思います。1社目は工業用部品を生産する会社で、技術者として働いていました。やりがいを感じていましたが、幼少期からの夢を叶えるため、2社目となる鉄道会社に転職。念願の駅員になることができ、毎日がさらに楽しくなりました。そのうち、ぼんやりと「変化のある仕事」に興味が湧いてきて。決められたことをこなす仕事は慣れるほど楽にはなりますが、もっと刺激を受けて成長できる環境に身を置きたいと考えるようになりました。未経験ながら企画職を志望したきっかけは、駅員として日常的に目にしていた三浦半島への観光用フリーパス。趣味である旅行者の視点からもアイデアが次々に湧いてきて、こういうことを仕事にしたいんだと気づかされました。企画職であることを第一条件に地元・横須賀に直接還元できる会社を探していたところ、トライアングルにめぐり会えて今に至ります。
失敗から学んでステップアップできる場

失敗から学んでステップアップできる場

思い出深い仕事といえば?
以前、イベントのゲストを検討している時、人気YouTuberとして活躍している高校の同級生の名前が挙がったんです。私の推薦ではなく、本当に偶然。まさか自分が担当しているイベントのゲストとして旧友を招く日が来るとは想像していませんでした。引き寄せたのか、引き寄せられたのかわかりませんが、ビジネスパートナーとして1つのものを一緒に創りあげたのは素直に嬉しかったです。そしてエピソードと言えばもう1つ。忘れてはいけない〝やらかした話〟があります。入社3ヶ月のタイミングで、同僚たちと、ある案件を任せてもらった時。詳細は言えませんが、大失敗してしまって(笑)・・・。それ以来、影響する範囲を考えて丁寧なコミュニケーションを心掛け、報・連・相を徹底するようになりました。もちろんたっぷりと叱られましたが、上司は私たちを事件後も見捨てずに信じてくれていて頭が上がりません。「あの時失敗しておいてよかった」と笑い話にできるくらい成長して、会社に恩返ししないといけないですね。
企画が煮詰まったら、冷静になって「感謝する」

企画が煮詰まったら、冷静になって「感謝する」

仕事で大変なことは?
実は「船を動かす」ということには想像以上に事務的な約束事が多く、そこに人員配置やシステムの構築などが加わるので、やるべきことはたくさんあります。さらに先を読んで行動する力も求められますから、業務の整理と優先順位づけに慣れず、いつも追いつくのに必死です。1秒でも早く、1つでも多くの仕事をこなすために、きちんと業務を見える化して、作業効率を上げていきたいと思っています。企画で大変だと思うのは、煮詰まってしまった時。デッドラインが近くなるほど、焦ってしまうんですよね。でも、そういう時こそ冷静になって、企画の真髄を味わえている今の環境に「感謝する」ことが大事なのかな、と。私の場合は、周りの人に相談する中で多様な考え方に触れ、自身の考えの幅が広がっていく感覚を楽しむようにしています。マインドの切り替えと引き換えに何かを閃くことが多いので、煮詰まったらいつもこの方法で乗り切っています。
「アイデアがカタチに」なった時が最高の瞬間

「アイデアがカタチに」なった時が最高の瞬間

仕事でホッとした瞬間は?
自分の企画が直接結果に結びつく、そしてその瞬間に立ち会えるというのが、今の仕事を好きでいられる最大のモチベーションかも。例えば、「#猿島Magic〜夜へ向かう無人島」というイベントの初日。猿島に到着した船から降りてくるお客様を迎えながら、目標の集客数を超えていることを確認した時、まずはそれまでの緊張と不安がなくなりました。日没を迎えた浜辺に目をやると、音楽ライブを聴く人、アルコールを嗜む人、流木に腰掛けて空を見上げる人、仲間と記念撮影をする人・・・と、それぞれが思い思いに時間を過ごされていて。イベントのコンセプトが体現されている様子を見て、私たちが提供したい価値が届けたい人に正しく届いていた、という答え合わせができた気がしました。0から形にしたアイデアの行く先を最後まで見届けられるのは、ここでしか味わえないやりがいかな、と思います。また次の答え合わせで花丸をもらえるように、全力で仕掛けていこうと思います。
ふとした瞬間に〝アイデアを考える〟癖がついた

ふとした瞬間に〝アイデアを考える〟癖がついた

仕事を通して身に着いたことは?
社内外の多くの関係者と密に連絡をとる機会が増えたからか、自然とコミュニケーションスキルが上がっているような気がします。また「考える癖」がついてきたのも自分の中での大きな変化です。アイデアの種を日常生活からも吸い上げるつもりで、いつも考えを巡らせている感じですね。この職種ではとても大事な習慣かもしれませんし、時間外労働、ということではなくて(笑)、真面目に仕事に向き合っている証拠なのかな、と思っています。最近では「YOKOSUKA軍港めぐり」で、公式LINEアカウントの開設を企画・立案・実装しました。これまでの経験や新しく知った考え方など、身につけたスキルをフル活用してアウトプットできたらと思います。今後も、自分にしか生めないアイデアをどんどん形にし、横須賀全体のブランド価値をもっと上げていきたいです。
〝三方よし〟になるように、自分の力を活かしたい

〝三方よし〟になるように、自分の力を活かしたい

どんな仕事をしていきたい?
会社もお客様も地域の人も、関わり合うすべての人がハッピーになれる──そんな〝三方よし〟の仕事ができたら、と思います。そのためには、まずは自ら積極的にいろいろなコトやモノをインプットしていく必要があります。さらに仕事の機会だけでなく地域活動に参加するなど、自分の意思と足で人脈を広げていきたいです。こうして繋がりの基盤ができたら、コミュニケーションスキルを活かしていろいろな人たちの潤滑油となって、物事をうまく回していければいいなと思っています。さまざまな人や経験と出合えるチャンスが広がっている今の職場環境なら、さほど難しくはないはず。時間はかかるかもしれませんが、努力していきたいですね。また業務で今後注力していきたいことは、情報収集の仕組みづくりです。私の強みでもあるシステム、デジタルまわりの知識もリンクさせて、より分かりやすい広報・プロモーションをつくっていけたらと思っています。
〝ワクワク感〟を信じて地元を盛り上げたい

〝ワクワク感〟を信じて地元を盛り上げたい

これから仕事をするみなさんへメッセージを!
未経験での中途入社で、なおかつ型にはまった働き方しかしてこなかった私にとって、自分から働きかけて物事を動かすことが求められる職場に、当初は少しハードルを感じていたのは確かです。それでも、新しい世界に飛び込むワクワク感を信じて正解だったと思っています。30歳を過ぎると、勉強させてもらえる職場は稀少です。同様に、トライアルや失敗が許される職場も多くはありません。そのいずれも叶えられるトライアングルだからこそ、私は日々自分の成長を実感しながら向上心を持って働けています。やりがいという意味でも、地元が好きという想いに加え、横須賀をフィールドにした仕事ができていることが本当に幸せです。もし私と同じように、地元・横須賀に何らかの形で関わりたい人がいたら、新卒でも中途でも話を聞きに来て欲しいです。もちろん、地元出身でなくても大歓迎。「外から見た横須賀」を私たちに教えてください。ここでは、社歴が浅いから、新人だから、という理由で意見を無碍にされることは決してなく、全員フラットな関係性です。高め合う仲間として、アイデアを形にしながら一緒に横須賀を盛り上げる──そんな雰囲気は、これからも変わらないと思います。

取材・文 / 成松采実
上記の情報は取材当時のものです

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