どんなお仕事?
さまざまな場所からの集客を考えたり、的確な情報提供を行う「広報・プロモーション」 と、「無人島・猿島」「YOKOSUKA軍港めぐり」を中心に、浦賀、第二海堡(かいほう)などの観光開発、イベントの企画・立案をする「営業企画」の2つがあります。ジャンルの違うコンテンツをしっかりアウトプットを行いつつ、ソフト面の基盤整備を行う、観光業には欠かせない仕事。未経験の方でも、しっかりとサポートしていきます!
吉冨太陽

吉冨太陽

吉冨 太陽(21)TAIYO YOSHITOMI

自分を成長させてくれる〝第2の学校〟で
「面白い」をたくさんの人に提供したい!

広報・プロモーションのチームでは、学生のアルバイトやインターンも受け入れています。日々の発信に加えて、イベントでは集客プロモーション、企画や運営、デザイン企画などさまざまなジャンルで活躍の場があります。今回は、横須賀在住で都内の大学に通う大学3年生・吉冨太陽君が登場。社員顔負けで大活躍(!?)している様子や、横須賀への想いなどについて語っていただきました。

血脇さんへひとこと!
アイデア力が凄すぎます・・・尊敬してます(笑)。
普通の大学生活では経験できない刺激がたくさん

普通の大学生活では経験できない刺激がたくさん

どんな仕事をしている?
僕はトライアングルの広報スタッフとして、猿島やYOKOSUKA軍港めぐり、浦賀周辺の情報発信や企画をメインにやっています。SNS発信や広報素材の制作、イベントの企画・運営など・・・守備範囲を固定せずに幅広く業務を任せてもらっています。大学1年生の冬から今日まで約2年間、地元・横須賀のことを本気で考えながら、想いをアイデアに乗せて形にしてきたつもりです。ここでは、与えられた仕事を機械的にこなすルーティンな仕事はあまりなく、主体的に考えてアウトプットしていくことばかりですから、最初はびっくりしました(笑)。でも、最終的には必ず「楽しい」「面白い」の感情が上回るんですよね。それが分かっているから、時に難しい課題があっても「やってやろう!」という気持ちで向き合えています。普通の大学生にはなかなかできない貴重なことかなあと思いますし、以前に想像していたような普通の大学生活を過ごすという選択肢もあった中で、アルバイトを始めた19歳の時の自分を誇りに思っています。
趣味は猿島〟になるくらいの衝撃的な出合い

〝趣味は猿島〟になるくらいの衝撃的な出合い

アルバイトのきっかけは?
大学1年生の秋頃、業界を決めていたわけでも就職活動を見据えていたわけでもなく、ただ「面白い」ことができるアルバイトを探していました。小さい頃から人を喜ばせることが好きだった僕にとって、エンターテインメントに関われる職場はないかな、とぼんやり考えていたんです。そんな時に目に飛び込んできたのが「猿島」の文字。今までほとんど行ったことがなかったんですが、幼い頃からずっと見てきた猿島を舞台に仕事ができる・・・これは絶対に面白い! という確信がありました。この無人島で何をどのように仕掛けるか想像するだけで、身震いするほどワクワクしたことを今でも覚えています。ちなみにこの求人、募集対象は正社員だったのですが、どうしてもここで働きたかった私は、半ば強引に問い合わせをさせてもらいました(笑)。そんな想いに真摯に向き合い、採用していただいた会社には本当に感謝しかありません。今では学校で「趣味は猿島」と言い続けているくらいです!(笑)
90分のライブ番組をいきなり任される!?

90分のライブ番組をいきなり任される!?

これまでの仕事で思い出深かったのは?
入った直後に任された生配信のYouTube番組制作が1番印象に残っています。猿島PR用ショートムービーの公開記念として約90分のライブ配信が決まったのですが、企画から演出、ディレクションなどすべてに関わることに。ちなみに、入ってまだ1、2ヶ月の頃です(笑)。基本的な仕事もままならない中、多くの関係者がいる大きな企画に携わって、プレッシャーとワクワクが入り混じった緊張感のある日々を過ごしました。1つのコンテンツができるまでの背景を知ったのも、取引先とのメールが「お世話になっております。」から始まることを知ったのも、学生の僕を全力で指導してくれた社員の皆さんの温かさに触れたのもこの時。いろんな側面で、僕を成長させてくれた濃厚なデビュー戦だったので、記憶に強く残っています。エンドロールで「総合演出 吉冨太陽」の文字を見た瞬間に涙があふれ、頑張った自分のことを心の中で褒めまくったのはここだけの話です(笑)。
大きなイベントでキャリアアップができた

大きなイベントでキャリアアップができた

イベントの企画もやったのですか?!
2022年に浦賀で開催された「MEGURU Project 2022」は、市外からも多くの人が来場するイベントということもあり、企画の段階から一切妥協なし。その中で僕の念願だったお笑いのコンテンツが実現し、地元出身の芸人を招いたライブと、アマチュア向けコンテストの実施が決まりました。と、ここまではいい話なんですが、ライブイベント当日は大雨に見舞われてしまって・・・。順延できず、そのまま強攻突破! でもありがたいことに、会場は傘をさして観覧し続けてくれている観客とスタッフが一体となり、とても盛り上がりました。しかもお笑いコンテストでは出演者の直前辞退という危機に直面したんですが、自分が友人と組んで代演することで乗り越えました(笑)。こうして臨機応変に対応できるようになったのも、働く中で経験値を上げたからだと思っています。学んで吸収するのは得意ですから、それをフルに活かして、これからも知識やマインドに磨きをかけていきたいです。
文章を鍛えたらESもスラスラ書けるようになった

文章を鍛えたらESもスラスラ書けるようになった

アルバイトの中で学んだこととは?
Web記事などでの文章表現にはまだまだ苦手意識があります。読み手を意識した文の組み立てや、TPOに合わせた言葉選びは本当に難しい・・・!文章に奥行きが出ずに悩んだ時は、編集者歴の長い社員の方に相談してアドバイスをもらいます。容赦無いフィードバックも、表現の引き出しを増やすためには必要なこと。目の前の課題が解決したから終わりではなく、次のアウトプットに反映できるよう漏れなく吸収しています。実は、これが就職活動にも生きていて、読み手を想像しながら、コミュニケーションを取るつもりでES(エントリーシート)が書けるようになりました。苦手な「文字で表現する」という作業に向き合っていなかったら、〝自分のことを一方的にアピールするだけの紙〟になっていたと思います。ここで鍛えられていて良かったです。これからも、より発信の質を高めていけるよう、さらに学んでいきたいです。
刺激的な経験は今後のキャリアにも役立つはず

刺激的な経験は今後のキャリアにも役立つはず

学校生活との両立は大変?
ここでの仕事は刺激的で、僕が求める「面白い」をいつも体感させてくれます。アルバイトの学生がヘリに乗ってレポートするとか、視察のために京都に出張に行くとか、普通ならありえないですよね(笑)。必要なことであれば、立場に関係なく挑戦させてもらえるのは、トライアングルで働く最大の魅力。いわゆるルーティン作業がなく、仕事は自分で生み育てる・・・そんなやり方が主流の職場だからこそ、アイデアが生まれたり行動ができたりするのかな、と思います。また、自分にはない視点や考え方を知るチャンスが転がっているのもありがたいです。学生にとって、仕事で長期的な経験を積むことは簡単ではないと思いますが、ここでは学業・学生生活を最優先にするのが大前提なので、自分のペースで働くことができています。今日まで心地よく働き続けられたのは、チームの一員として、また学生として、全力で応援してくれる会社の皆さんのおかげです
〝止まらない〝横須賀愛〟が友だちにも浸透!?

止まらない〝横須賀愛〟が友だちにも浸透!?

今のアルバイトを、友達は何と言ってる?
大学の友達は、僕の「〝横須賀愛〟を受け止めきれない」と言いながらも(笑)、いつも僕のことを応援してくれています。「横須賀観光大使」なんて冗談で言ってくれる人もいるんですけど(笑)、なんか嬉しいですね。トライアングルでアルバイトをしていると、よく「観光系の学部なの?」と聞かれますが、僕が所属しているのは社会学部。幅広く社会の仕組みや関わりを研究しています。観光業についても違う目線で考えることができるので、とても新鮮です。大学では、僕と同じように好きなことや興味のあることに没頭している友達がほとんどで、それぞれの活動や仕事、いま考えていることを普段からよく話しています。お互いに高め合える存在が近くにいることは、本当にありがたいです。みんなにとっての「横須賀観光大使」として、これからも横須賀の魅力を存分に伝えていこうと思っています!
どんな未来を描いている?

「第2の学校」でのチャレンジで成長を実感

どんな未来を描いている?
「何かをこうしたい!」という想いさえ持っていれば、ここでの仕事は楽しいと感じるはずです。学業との両立ももちろんできますし、新しい自分や、見たことのない景色を求めている人こそ、臆せずにチャレンジしてみてほしいです。割と安定志向だった僕が、ここで少しずつ成功体験を積ませてもらったことで挑戦を恐れなくなったように思いますし、過去の自分からは想像できないほど成長したと実感します。トライアングルという〝第2の学校〟で目の前のことに本気で取り組んでいれば、実力は自然とついてくるものなのかもしれません。僕は今、エンターテインメントやメディア業界を目指して就職活動中なのですが、就職したらいつか実現したいことがあります。それは〝仕事で〟トライアングルと関われたら、ということ。どんな立場かはわかりませんが、成長させてくれた皆さんとビジネスパートナーとして仕事ができたらすごいですよね! そんな未来に向けて、今は学校や就活、そして横須賀の魅力をたくさんの人に伝えることを頑張っていきたいです。

取材・文 / 成松采実
上記の情報は取材当時のものです

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